2016/01/17
勝敗の考え方
勝敗の基準については、自身の規律を乱さないためにも明確なものが望ましいと言えます。
一般的な考えとして、
・勝つという事は利益を出す事
・負けるという事は損失を出す事
以上の様に考えられると思います。
しかし、連続して利益を出していても、一回のトレードで大きく負けてしまい、稼いだ利益を吐き出してしまっては意味がありません。
損益比率とトレード回数を意識する
私は、
20回のトレードをして収支がプラスになっている事を前提とした個々のトレードの結果
が勝敗だと考えています。解りにくい表現ですが、6勝14敗でも18勝2敗でも連敗していても負け越しても、20回程のトレードを終えて利益が出ている事を目指すという意味です。
しかし、FXには勝敗ついての定義は無いと考えています。損益比率を無視して利益を残しているトレーダーもいるはずです。私は自己規律を重視していないとメンタルに悪影響をもたらすと考えてる為。損益比率を重視した勝敗の基準を作っているだけです。何に勝って何に負けたのかは個々のトレーダーのさじ加減で変わってきます。
私は損切り幅(リスク)に対して、1倍以上の利食い幅(リワード)をシナリオとして描き、
・損切りになれば負け
・利食いになれば勝ち
と判断しています。つまり、損益比率1:1以上を基準としています。
経済指標や要人の記者会見前は、含み損であろうが含み益であろうが途中決済するので、
・引き分け
にしています。
引き分けもカウントして勝率計算していますので勝率はかなり低くなります。
大半のトレーダーは私の様なタイプだと思いますが、
・オシレーターなどのサインに従い早めに撤退しても、含み益であれば損益比率が1:1以下であっても勝ちと判断
・損益比率が1:2以上でなければ含み益で途中決済しても勝ちではないと判断
・シナリオ通りに動かなければ勝ちではないと判断
この様な勝敗の基準を持っているトレーダーも存在するかもしれません。
また、勝敗と損益比率の関係はとても重要で、
・勝率の高いトレードは損益比率を低く設定
・勝率の低いトレードは損益比率を高く設定
損益比率を重視すると自然とこの様になります。一回のトレードで大きく稼ぎたいトレーダーは大きなリワードを求め。コツコツと利益を積み重ねたいトレーダーは利食いをし易い損益比率を求めます。
私は初心者時代に他のトレーダーの勝率がとても気になった時期がありました。しかし、損益比率を意識する様になり、勝敗の基準は自身の考え方で変わってくるという事に気付いてからは、他のトレーダーの勝率と自分の勝率を比べるのはナンセンスだという事が解りました。
もし、自分以外のトレーダーの勝率を参考にしたい場合は、必ず自身のトレードスタイルと似たトレーダーを参考にして下さい。そして、トレードに反映させる前には必ず検証作業をしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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