2016/01/17
経済指標を確認する
FXでは経済指標や要人発表が多くあります。
特に米国の経済指標は全ての通貨ペアに影響を与えるので注意が必要になってきます。
また、要人発言では、FRB議長、欧州中央銀行総裁、日銀総裁の記者会見も注意しないといけません。
トレードのタームにもよりますが、20pips~40pips(ボラティリティも考慮する)ぐらいの利鞘を狙うトレードでは、経済指標発表前、記者会見前にポジションをクローズさせた方が無難です。
私は、羊飼いのFXブログを参考にしています。
米国の経済指標では、
【A、AAの場合は5分前】
【S,SSの場合は10分前】
に保有している全ての通貨ペアをクローズさせます。
EUR、GBPなどの経済指標では、
【〇、◎の場合は5分前】
に,EUR/USD,EUR/JPY,GBP/USD,GBP/JPY等の直接関係している通貨ペアだけをクローズしています。
含み損、含み益関係なくクローズします。
クローズさせた後、価格があまり動いていなければポジションを持ち直す事もあります。
但し、続けて経済指標の発表や、記者会見がある時は持ち直しません。
長期保有する場合は原則無視をする
スイングトレードの様な、150pips~200pips以上を狙うトレードでは、経済指標や要人発言を無視ししても良いと言えます。
ダウ理論とはでも書きましたが、ダウ理論の基本原則の一つである、
「平均はすべての事象を織り込む」
を信じるという事を大切にしたいからです。
ただし、米国の雇用統計やFOMCが控えている場合は注意が必要です。
エントリーチャンスが来たとしても、発表後や会議後にエントリーする方が無難です。
この様な重要な経済指標や会議では、100pips以上の値動きは当たり前の様にあります。
値動きが落ち着いてから、エントリーした方が無駄な損切りを回避できます。
ニューストレードはオススメできない
ニューストレードとは、経済指標を利用して大きな利鞘を狙うトレード手法です。
先述した様に雇用統計などの重要経済指標では大きな値動きになります。
一瞬で大きく稼ぐために、ロングかショートに賭けてポジションを保有したり、両建てをして逆行したポジションは損切り、順行した方のポジションを利食いさせる手法が一般的です。
ギャンブル感覚で楽しみたいのであれば否定はしませんが、FXで真剣に稼ぎたいのであれば絶対に行ってはならない行為と言えます。
また、両建ての場合、逆行したと思い損切りをしても、順行方向から反転するケースも多々あります。
この様な根拠のないトレードを行うと規律が乱れ自分に甘くなってしまいます。
自分に甘くなると資金管理の面でも悪影響をもたす原因になり兼ねません。
そもそも、経済指標は良い結果であろうと、悪い結果であろうと通貨ペアの上昇、下降は約束されません。
トレードは必ずテクニカル分析で根拠がある時のみ実行する
という事を徹底しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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