2016/01/17
相場から離れる
FXに限らず全ての事に言える事かもしれませんが、自信を持って臨んだ世界で打ちのめされるとメンタルに多大なダメージを負いますよね。
FXでメンタルを削られる要因として、
・証拠金の損失
・手法の間違いを疑う
・自信の喪失
・自己規律の乱れ
これらが考えられると思います。
証拠金の損失は金額にもよりますが、相場の世界で稼ぐための手数料と割り切れば、意外と簡単に乗り切れると思います。
手法の間違いを疑うは難しい問題です。
FXで手法を確立するには一貫性が重要!でも書きましたが、一貫性を保つ事は重要です。
しかし、間違った手法であれば見直す必要が出てきます。
利益が長期間出ていない場合は手法を見直す事も重要ですが、損益比率も再度見直し、本当に利益が出ていない原因が手法によるものかを考えなければいけません。
自信の喪失は連敗や利益が出ていない時に陥ります。
しかし、大きく証拠金がドローダウンしていないのであれば、心配する必要はありません。連敗も慣れてくれば何も感じなくなりますし、利益が出せていなくても長期的な視点で見れば、一時的なマイナスであるケースも多々あります。
自己規律の乱れは非常に危険な兆しです。
トレードはマイルールに従い積み重ねていくものです。
自己規律なしではマイルールを守る事すら難しくなります。
自己規律とは、生活習慣そのものです。
健康的で規則的な生活基盤があり、その上に成り立っています。
生活に何かしらの悩みを抱えていると陥り易い罠になります。
証拠金の損失と自信の喪失は、トレードを継続しながら見直す事もアリだと思いますが、手法の間違いを疑うと自己規律の乱れは、一度、相場から離れる事をオススメします。
相場の世界には、
「休むのも相場」
という格言があります。
相場から離れ自身の手法を検証し、資金管理、損益比率を再度見直せば新たな発見があるかもしれません。
新たな発見が無くても客観的に自身のトレードスタイルを見る事が出来ます。
トレードが自身でも気付かない内に大きなストレスになっている可能性もあります。
トレードからストレスを完全に排除する事は不可能ですが、トレードが原因で生活に支障をもたらすのであれば、やはり相場から一歩身を引く必要があります。
一息入れてまだ相場の世界で稼ぎたいと強い思いがあれば再度参戦し、冷静になり自身には向いていないと判断出来たのであれば、他の手段で稼ぐ方法を模索するのもアリだと思います。
データを収集する
相場の世界では検証を重ねて手法や適切な損益比率を導き出します。
その際に培う能力というのは、感覚的なものが大半になってきます。
私自身そうですが、感覚的な視点で波形を観察しています。
しかし、人間はメンタルにダメージを負うと感覚的な技術より形ある何かにすがりたくなるような感情を抱きます。
つまり、目に見える数値や統計を欲しがる様になります。
その時に役立つのがコツコツと積み重ねてきたトレード記録です。
過去のトレード記録から、
・環境認識の根拠
・エントリー時の根拠
・環境認識とエントリーパターンの相性
・相場環境毎の損益比率
これらを統計し傾向を割り出せば、メンタルにダメージを受けた時でも相場に立ち向かう武器となります。
トレーダーにはトレードが原因でメンタルにダメージを受けるものと、日常生活が原因でダメージを受けるものとあります。
ダメージを受けている原因を素直に受け入れ、メンタルが削られた時にどの様に立ち振る舞えば良いのか考えるのもトレードの一環と言えるかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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