2016/01/17
USD/JPYは大きく上昇してきましたね。
ただのダウントレンドの戻りなのか、トレンドの転換期なのか見所です。
また、週明けという事もありギャップアップ現象が見られます。
ギャップは埋まり易いという性質も考慮しないといけませんね。
日足 インジケーター:ボリンジャーバンド期間25 2σ、-2σ
日足は大きな流れの中ではダウントレンドの継続中と言えます。
しかし、SMA25より価格は上に位置しています。直近の値動きとしては、ロングの勢いが強くなっている事が解ります。
直近の強い上昇も気になりますが、それより優先させたいのがレジスタンスです。
6月24日にイギリス国民投票が行われEU離脱となった日に付けた高値に直面しています。
ファンダメンタルズはチャート分析では考える必要はありませんが、アクションの大きなローソク足には必然と注目が集まります。
従って日足では、直近の上昇を利用したロング目線ではなく、レジスタンスを利用してのショート目線と判断します。
4時間足 インジケーター:ボリンジャーバンド期間25 2σ、-2σ
4時間足に落とし込むとレジスタンスゾーンの存在がより明確になってきます。
逆を言えばレジスタンスゾーンを突破すれば綺麗な上昇波形の継続にもなります。
しかし、優先順位としてはレジスタンスからの反発を先に考えたいのでショート目線と判断します。
1時間足 インジケーター:ボリンジャーバンド期間25 2σ、-2σ
更に短期足へ落とし込むと値動きが良く解ります。
勢いよく上昇してきていますが、直近は揉み合っています。
上昇を継続したいロングとレジスタンスからのショートを狙いたい圧力のぶつかり合いの様に見えます。
15分足 インジケーター:ボリンジャーバンド期間25 2σ、-2σ、EMA10
15分足に落とし込むと値動きに方向性が無い事が良く解ります。
明らかにレジスタンスからの圧力で上昇が止められた痕跡です。
日足、4時間足のレジスタンスを根拠としショートのシナリオを考えていく訳ですが、今回は窓埋めを利用したエントリープランを考えていきます。
週明けは頻繁に窓開けが起こります。前日の終値から価格が飛んで始値がプロットされる現象です。
前日の終値より始値が高値で寄り付く事をギャップアップ、安値で寄り付く事をギャップダウンと言います。
今回の現象は前日の終値より高値で始値が寄り付いているのでギャップアップになります。
そして、窓は埋まり易い傾向にあります。(あくまで傾向です。必ず埋まるわけではありません。)
今回のギャップアップはとても良いエントリープランの材料と言えます。
窓埋めを「埋まる傾向が高い」と言うだけで利用するより、このチャートの様にレンジからの下限ブレイクが、たまたま窓埋めのタイミングに繋がるというシナリオの方が精度の高いトレードとなります。
トレードの根拠
・日足・4時間足のレジスタンスゾーンをトレードの根拠とし、反発を期待してのショート目線
エントリープラン
ショート狙い
・レンジ下限ブレイクを狙う(窓埋め利用)
・トレンド転換を待つ
この様なトレードプランを練っています。
トレンド転換をすればダウントレンドに回帰する可能性が高くなるので見逃さない様にしたいところです。
参考記事:鉄板の波形!トレンド転換を使いこなせ!
思惑のシナリオにならなければトレードは見送るだけです。FXのデイトレードではチャンスは多くありませんが、無理にエントリーしても決して良い結果にはなりません。じっくりと待つのも技術の一つです。
このトレードプランは私が勝手に考えているプランですので、トレードをされる際は自己責任でお願いします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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