波形とサポート・レジスタンス 

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サポートとレジスタンスが入れ替わる時

time 2015/09/01

サポートとレジスタンスが入れ替わる時

ロールリバーサルとは

強力なサポート・レジスタンスの一つにサポートとレジスタンスの入れ替わりと言うものがあります。

ロールリバーサルと呼ばれるもので、参加者の心理を裏付けに価格の動きを説明する事が出来る現象です。  

 

サポートとレジスタンスの入れ替わり

 この現象が起きた時に確認する事は上の図の様に、

ある程度大きくサポートを抜いたかどうか

がという点です。

 

小さなブレイクだと建値決済も無ければ追随者も出てきません。

また、長期足ではその限りではありませんが、短期足では過去のもの程機能しにくくなります。

サポートとレジスタンスを厳選するコツでも記述しましたが、直近のもの程重要になります。

理由は、含み損を抱えた参加者は時間が経つと既に何かしらの理由でポジションを決済している可能性が高いからです。そうなると建値決済の現象も起こりません。    

 

機能し易いロールリバーサルを見つけよう

短期足でのロールリバーサルは当日程、機能し易くなります。ただし、1分足は別です。スキャルピングをするにしても1分足で参加者の考えを探るのは不可能に近いと思います。デイトレードのタームであれば、15分足以上でないと参加者の後悔と欲のイメージは湧きません。  

サポートラインやレジスタンスラインを引いた時に、 参加者の考えを常に探る事は重要です。

「単純に目立つ高値、安値だから他の参加者も仕掛けるはず!」

こう考えるだけでも立派なテクニカル分析です。

常に高値、安値に意味を求める事によって自然と機能し易いサポートライン、レジスタンスラインが引けるようになります。

百発百中で機能するラインというものは存在しませんが、反発の期待できるライン引きをマスターする事は可能です。

 

ロールリバーサルは、見つけようとすればチャート上にゴロゴロ落ちています。しかし、機能するものもあれば、簡単に波形が崩されるものもあります。短期足でロールリバーサルを利用する時は、なるべく直近のものだけを意識して下さい。

精度の高いロールリバーサルのラインを引くには、精度の高いサポートライン、レジスタンスラインを引ける様になる必要があります。是非、抵抗帯となりうる価格帯を見極め、ロールリバーサルを使いこなせるトレーダーを目指して下さい。間違いなくトレードの幅が広がります。

 

          

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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