凄腕トレーダーの条件

トレンドを見誤らない技術

テクニカル分析の基本は、トレンドフォローです。

長期時間足に抵抗帯となるゾーンが無い限り、トレンドに追随する必要があります。

トレンドを見抜けないと利益は生まれません。

凄腕トレーダーになるためには、チャートを見ただけで、相場環境を見抜く技術が必要になってきます。

環境認識を極めるには、ForexTester２を集中してやり続けるか、過去の記録を何度も検証する必要があります。

ForexTester２は実際に利用した方であれば分かると思いますが、真剣にやると時間と体力を消耗します。

平日はForexTester２を使っての検証は厳しいかもしれませんが、休日は少しでも多く、検証する事をオススメします。

エントリーに一切の躊躇が無い

凄腕トレーダーと呼ばれる存在に成長するためには、自身で決めたトレードの根拠が揃えば、躊躇なくエントリーするメンタルの強さが必要になります。

凄腕トレーダーも初めから躊躇なくエントリーが出来た訳ではありません。

何度も挫折を繰り返したと聞きます。

中には、B・N・Fさんの様な天才もいますが、B・N・Fさんも間違いなく努力と鍛錬は欠かした事が無いはずです。株はFXと違い数多くの銘柄を頭に入れておく必要がありますからね。

何度もの挫折を乗り切るには、目的意識をはっきりさせる事です。

将来が不安なので少しでも稼ぐ力が欲しい！

金持ちになりたい！

欲しいものがある！

会社勤めをしたくない！

目的は何でもいいと思います。

目的を忘れなければ長期的な考え方が身に付いてくるので、連敗や連勝にも一喜一憂しないメンタル作りの助けにもなります。

挫折を乗り越えるためには、努力を惜しまないという事も重要になってきます。

ForexTester２やトレード記録を使っての検証は、エントリーする瞬間に勇気を与えてくれます。

勇気は自信に変わっていき、次第にエントリーの瞬間に何も感じなくなります。

この様な状態になれば、間違いなく優位に立っている側の参加者と言えます。

エグジットに一切の躊躇が無い

損切りを躊躇なく実行するメンタルは、真剣にトレードで稼ぎたいと考えていれば比較的早期に鍛えられます。

問題なのは利食いです。

人間には損失には寛容になり、利益確保には敏感になる性質があります。

所謂、本能と呼ばれるものです。

「損小利大」は相場のセオリーとして語り続けられていますが、実行するには人間の本能に逆らう必要があります。

損益比率で考えるならば、１：２を狙うべきトレードシナリオを１：１,５で利食いをしてはいけないと言う事になります。

利食いには正解が無いため様々な葛藤を強いられますが、凄腕トレーダーになるためには、人間の本能に逆らっているという意識さえ断つ必要があります。

　 　 　 　　 　

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